持ち家の難点は、維持管理の負担が大きい点です。当然ですが持ち家の場合、リフォーム工事やメンテナンスの費用は自己負担となります。住まいを自由に使える反面、自然災害や老朽化に見舞われた時が大変です。修繕費はすべて家庭内で捻出しなければなりません。巨大台風や甚大な水害などに見舞われると、想像以上に修繕費が掛かり、家計が圧迫されます。近年天災は各地で頻発しており、マイホームを持てば毎年のように、高額な維持費が掛かりかねません。一方で賃貸マンションなら、そういった心配は不要です。あくまで建物の持ち主は大家さんや管理会社です。万が一賃貸マンションが天災の影響を受けても、その修繕費は原則、持ち主が負担する事になります。賃貸マンションであれば、臨機応変に引っ越す事も可能です。入居する際や退去する際のコストや手続きが簡単なのもメリットです。固定資産税や住宅ローンなども不要ですので、実は都会で暮らすなら持ち家を無理して買うよりも、賃貸マンションを賢く利用した方が経済的なのです。